「江戸切絵図散歩」を読みながら、品川へ向かう。本の中から抜け出して散歩に出掛けてみよう。
今日は、小兵衛弁当を持って、品川宿を歩いてみる。
品川は江戸から東海道を上る第1駅である。品川駅を降りて高輪口へ出る。進行方向左手方面に進むと東海道へと続き、品川宿の入口となる。品川駅から大崎方面に向かって歩いていくと、左手に踏切があり、その道が旧東海道である。左折して、橋を渡り、この道を進むと、踏切から50m程の処に「問答河岸跡の石碑」が立っている。 此処で、徳川家光と東海寺の沢庵禅師が寺にお連れする際の問答をした処なのだ。
家光「海近くして東(遠)海寺とは是如何」
沢庵「大軍を率いて将(小)軍と謂うが如し」
切絵図に目をもどそう。大木戸を過ぎ、高輪北町、中町、南町を通って、品川歩行新宿と記された町並へ入る。
昔は、歌川広重の浮世絵「高輪大木戸」を見るともうすぐ横(品川あたり)は海である。此処、品川駅付近は、埋め立てられて出来た街だったのだろう。
今は、街道からは、海は見えない。御太鼓橋の先に船宿が続いている。左側にも乗船入口がある。前方には運河が広がっている。客船が何艘か波止場で停っている。
ここは、紛れもなく品川宿である。幕末の志士も故郷を思い出しこの海を眺めていたのかもしれない。この運河の先は天王洲、東京湾に続いている。
聖跡公園で弁当を食して見る。聖跡公園は、品川本陣跡である。 今は、子供たちの遊び場となっている。弁当を食べ、ひと息ついて、いざ、品川本陣の細い道を進み、品川神社まで参道となっている。品川神社の景色は素晴らしい。この先は、また、次回記す事にする。
では、また。
この商店街のおすすめ
「あきおか」のおせんべい あられもおせんべいもおいしい。特に品川巻がおすすめ。ここの奥さん優しくて、丁寧で、素敵です。
新馬場駅の近くにある「伊勢屋」さん。お団子、草餅、どら焼き、和菓子、おにぎり、おいなりさん。みんなおいしい! 奥さんは、明るくて、最高に親切。 お昼時は行列ができる。
明治25年創業の和菓子の専門店「木村家」さん、伊勢屋さんの2軒隣。農林水産大臣賞をとった銘菓「巣ごもり」がおすすめ。栗饅頭、雲月、最中、どら焼き、麩饅頭もおいしい。
王将せんべいもおすすめです。
毎年、9月の最終の土日に「品川宿場まつり」が開催される。八山から南品川、青物横丁までの約2キロの宿場を練り歩く。
品川宿は東海道五十三次の第1の宿場である。「品川宿場まつり」に参加希望者の方は6月15日までに、「品川宿交流館」までご連絡を!
品川宿場まつり
開催地の最寄り駅は、京浜急行本線 北品川駅、新馬場駅、青物横丁駅。
品川区北品川2-18-19 品川宿交流館 TEL:03-3472-4772
10:00〜16:00(月曜休) 担当:竹中・和田
関連資料
:江戸切絵図散歩 池波正太郎 新潮社
:東海道五十三次 <<百科事典マイペディアより抜粋>>
歌川広重の代表作。1832年初めて東海道を旅した広重がその旅中に写生した風景を版画にして、翌年保永堂と仙鶴堂の合梓(ごうし)で、日本橋朝之景から順次開版、1834年1月に55枚のシリーズを完成。
:歌川広重 <<百科事典マイペディアより抜粋>>
浮世絵師。 江戸八大洲河岸の火消同心の子として生まれる、姓は安藤。画号は一遊斎、一立斎など。歌川豊広に学ぶ。 狩野派、南画、円山四条派(円山派、四条派)などにも学び、西洋画風をも取り入れて、幅広い画風を形成した。
:無理問答<<フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋>>
無理問答(むりもんどう)とは、言葉遊びの一種である。 現代日本においては全くルールの異なる2種類の遊びが無理問答と呼ばれている。
投稿者プロフィール

- パンとハーブで素敵な暮らし
- はじめまして、パンキチです。子供の頃からパンとお菓子が大好きで、その傾向は今も変わらず、お菓子教室、パン教室に通ったり、素敵なニュースが入れば、時間の許す限り、何処まででもすぐ飛んで参ります。このブログは、パンキチ個人の日常を綴ったものです。好きな物は、パン、健康的ダイエット、昔の映画、ターシャテューダーの庭、ハーブ、ベリー類。動物、古墳のような山、等、etc。です。 パンキチは、デジタルカフェに所属しています。どうぞよろしくお願い致します。
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